我が家を長野市の注文住宅の2世帯住宅に踏み切ったのは、一番は家賃の問題です。夫は父親を早くに亡くして、母子家庭で育ったので母親への愛情は強く、いずれは同居しなければと思ってはいました。しかし、気丈な義母は子供の世話にはなりたくないし、一人の方が気が楽だからと、逆に同居を拒んでいたぐらいでした。とは言え、持ち家の一戸建てがあるのに家賃やローンを払うのは勿体ないという事になり、二世帯住宅に改築することになりました。もちろん、いつも元気な義母であっても、やはり一人暮らしは不用心で心配という理由もありました。二世帯住宅に改築するにあたり、一階は義母、2階は私たち家族用に改築することになり、キッチンとトイレは2世帯分問題なく改築できたのですが、浴室がどうしても1階に一つしかできないという事になりました。そうなると、義母か私たちのどちらかが入浴する際に玄関をでなくてはならない事になるのかと思いましたが、そこはやはりプロの施行屋さんでした。扉を二つ作り、どちらの家からも入れるように改築してくれたのです。洗面台と洗濯機置き場2世帯分作れたので、本当に浴室だけの問題でした。義母は入浴する時間も早めな上、近所のスポーツジムに通っていて、週の半分以上そこでシャワーやジャグジーに入ってくるので、浴室が一つでもなんの問題もありません。二世帯住宅にした事で、義母との関係に特に変化はありませんが、近くに母親がいて、夫の心配が減った事、それはとても良かったと感じています。